FABRIC(ATION)
2019.10.19-20
テキスタイル産地ネットワーク 2019 in 有松

当日のご案内
2019.10.22  閉会いたしました
2019.10.16  会場までのアクセスを追加しました

About
FABRIC(ATION)

2次加工産地として知られる有松のテーマ
「素材と製法/Fabric and Fabrication」

伝統工芸として今もなお日本各地に残り、戦後復興の中心を担った繊維産業は、地域の歴史や生活の移り変わりを映す鏡のような存在だった。しかし1990年代以降、20年以上にわたり日本国内の繊維産業は縮小を続け、生産者の高齢化や持続的な経営などさまざまな課題が日ごとに顕在化している。複雑な構造を持つ繊維産業の障壁を乗り越え、私たちは抜本的な変革の必要性に迫られている。

2017年、東京で開催された第1回テキスタイル産地ネットワーク。繊維産業の上流から下流まで、さまざまな工程で新たな試みを仕掛ける人びとが日本各地から集まり、持続的な産業や産地のあり方について2日間にわたり議論を交わした。2018年には会場を久留米に移し、地域文化商社を標榜する㈱うなぎの寝床のコーディネートによるセッションが開かれた。ここでは、工芸と生活を結びつける産地の役割が議論され、工芸にまつわる仕組みの再構築がひとつの焦点となった。

2019年、「FABRIC(ATION) ──ファブリック-エイション」をテーマに、絞り染めで知られる名古屋市・有松で第3回目となるテキスタイル産地ネットワークを開催する。伝統工芸産地としては珍しい2次加工産地として知られるここ有松では、「素材と製法」の革新について議論を進めたい。有松は東海道のような人の往来や鉄道などの交通網に恵まれ、愛知県・知多で製造された木綿に始まり、合成繊維やレザーなどさまざまな素材に絞り染めを施す技術が確立されてきた。こうした有松の歴史を踏まえ、「ファブリック-エイション」をバイオテクノロジーのような新たなマテリアルと、ロボティクスのようなテクノロジーを産地に迎え入れる機会にしたい。FabricとFabricationの両面から、これからの産地に求められる変革を前向きな議論されることを期待している。

ありまつ中心家守会社
浅野翔・武馬淑恵・山上正晃

Message

テキスタイル産地ネットワークとは
このイベントは、テキスタイル産業における通念や慣行にとらわれず、自由で創造的な活動を展開しようとする人々が地域・国境を越えて新たな関係を築き、議論するための場である。新たな出会いや多様性を重視しつつも、参加希望者の見解や活動を事前確認し、価値観を共有して継続的な協働のできる関係を作ろうとしている。

テキスタイル産地ネットワーク実行委員会大田康博[徳山大学]

Program

Day
01      

Timetable

09:30   開場、受付開始
10:00   開会
10:15   Fabric-Ationについて
11:00   合同セッション 1「Making and Materials|つくることから考える(仮)」
12:00   昼食(参加費込み)
13:00   合同セッション 2「テキスタイル☓テクノロジー☓アルゴリズム(仮)」
14:00   休憩
14:20   ライトニングトーク
16:40   休憩&交流
17:00   参加者によるグループディスカッション
18:30   プレゼン
18:45   クロージング
19:00   交流会・ミキサー(参加費込み)
20:30   閉会
Day
02

Timetable

09:00   開場@有松・鳴海絞り会館
09:30   パラレルセッション(90分-4組 x 2会場)
      地域をひらいて何を手に入れたのか|北林功[COS KYOTO]☓白水高広[うなぎの寝床]☓高須賀文子[TRICKY]☓彦坂雄大[大鹿株式会社
      ローカルな技術の可能性|今井歩+山上正晃[Cucuri]☓岩崎恵子[イワサキケイコキカク]☓川端晃[KUSKA]☓西村和弘[エニシング
11:00   テキスタイル交流@有松・鳴海絞り会館
12:30   ランチ(参加費込み)
14:00   絞り体験@久野染工場(参加費込み)
15:30   現地解散
Day
02

Timetable

09:00   開場@有松・鳴海絞り会館
09:30   パラレルセッション(90分-4組 x 2会場)
      地域をひらいて何を手に入れたのか|北林功[COS KYOTO]☓白水高広[うなぎの寝床]☓高須賀文子[TRICKY]☓彦坂雄大[大鹿株式会社
      ローカルな技術の可能性|今井歩+山上正晃[Cucuri]☓岩崎恵子[イワサキケイコキカク]☓川端晃[KUSKA]☓西村和弘[エニシング
11:00   テキスタイル交流@有松・鳴海絞り会館
12:30   ランチ(参加費込み)
14:00   絞り体験@久野染工場(参加費込み)
15:30   現地解散

Guests

ジュリア・カセム

1984年から1999年まで、ジャパンタイムズ紙のアートコラムニスト。2000年から2014年まで、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのヘレン・ハムリン研究センターにおいて、影響力のある「Challenge Workshops」プログラムを実施するなど、インクルーシブデザインに関する第一人者として、技術・知識の共有を目的としたワークショップを多数企画・運営。2010年には、「デザインウィーク」が実施する「デザインの世界に最も影響を与えた50人」に選ばれた。2014年5月には、京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab-デザインの革新を目指す分野横断のデザインセンター-立上げ担当の特任教授に就任。現在、KYOTO Design Lab 特命教授。最近のプロジェクトで科学とデザインを融合させたものが2016年オランダデザイン賞を受賞。(Photo: Petr Krejci)
https://www.d-lab.kit.ac.jp/

川崎和也(かわさき・かずや)

スペキュラティヴ・ファッションデザイナー/デザインリサーチャー/Synflux主宰 1991年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了(デザイン)、現在同後期博士課程。
バイオマテリアルの可能性を模索する「Biological Tailor-Made」、機械学習のアルゴリズムとの共創を目指す「Algorithmic Couture」など、ファッションが持つ未来志向・思索的な創造性を探求する実践を行う。
主な受賞に、H&M財団グローバルチェンジアワード特別賞、文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出、Dezeen Award Design Longlist、STARTS PRIZE、Wired Creative Hack Award、YouFab Global Creative Awardなど。オランダ・ダッチデザインウィーク/南アフリカ・デザインインダバ招待作家。Forbes 30 Under 30 Japan 選出。監修・編著書に『SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて』(ビー・エヌ・エヌ新社、2019)がある。(Photo: Keta Takemura)
https://kzykwsk.tumblr.com/
https://synflux.io/

川崎和也(かわさき・かずや)

スペキュラティヴ・ファッションデザイナー/デザインリサーチャー/Synflux主宰 1991年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了(デザイン)、現在同後期博士課程。
バイオマテリアルの可能性を模索する「Biological Tailor-Made」、機械学習のアルゴリズムとの共創を目指す「Algorithmic Couture」など、ファッションが持つ未来志向・思索的な創造性を探求する実践を行う。
主な受賞に、H&M財団グローバルチェンジアワード特別賞、文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出、Dezeen Award Design Longlist、STARTS PRIZE、Wired Creative Hack Award、YouFab Global Creative Awardなど。オランダ・ダッチデザインウィーク/南アフリカ・デザインインダバ招待作家。Forbes 30 Under 30 Japan 選出。監修・編著書に『SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて』(ビー・エヌ・エヌ新社、2019)がある。(Photo: Keta Takemura)
https://kzykwsk.tumblr.com/
https://synflux.io/

Past Event

Fukuoka
Yame
第2回目の開催地は八女市
初回の東京開催に続いて、第2回目のテキスタイル産地ネットワークの会場は福岡県八女市となった。日本各地から総勢60名を超える参加者が集まった。
──
参加者の活動地域(一部):八王子、有松、播州、富山、福井、丹後、倉敷、筑後ほか
Session
Symposium
合同セッション

先行事例や開催地域ならではの取り組みを参加者全員で聞く3つの合同セッションと、各地での実践を学ぶ4つのパラレルセッションがおこなわれた。
──
合同セッションのテーマ:1―リ・パブリックが探求する、持続的にイノベーションが起きる生態系ーXSCHOOL/XSTUDIO編、2―日本が保有する世界一の繭コレクションからの創造、3―世界の絣の歴史および筑後での新しい取り組み

Tour
Kurume-gasuri
久留米絣 産地ツアー
久留米絣に従事する2軒の織物工場を巡る産地ツアーがおこなわれた。手織り、小幅の機械織り、広幅の機械織りと、異なる技法で製造される久留米絣の多様な表現を肌で感じた。
Tour
Kurume-gasuri
久留米絣 産地ツアー
久留米絣に従事する2軒の織物工場を巡る産地ツアーがおこなわれた。手織り、小幅の機械織り、広幅の機械織りと、異なる技法で製造される久留米絣の多様な表現を肌で感じた。

Overview

日程

2019年10月19日[土]-20日[日] 

会場

ヤフー株式会社 名古屋オフィス+名古屋市緑区有松一帯

定員

40名程度(先着順)

申し込み

https://textile-armt.peatix.com/
参加費:15,000円(税込)

主催

大田康博[徳山大学]、合同会社 ありまつ中心家守会社

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